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チャート分析ではローソク足の理解がマスト!ローソク足で市場を読む!

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ご機嫌いかがだろうか。マネーギャングだ。

今回は、チャート分析(テクニカル分析)の最も基本となるローソク足について説明していくことにする。

 

テクニカル分析をするにあたって、ローソク足を理解しておくことは必須であると言える。

テクニカルツールとしては出来高や移動平均線、オシレーターなど数多くのものがあるが、ローソク足を理解しておかなければこれらのツールはほとんど役に立たないと言っても良い。

テクニカル分析の基本となるローソク足を理解して、貴方の株式投資に役立てていって欲しいと思う。

 

1.株式投資をするうえで必ず出てくるのが「株価チャート」

株価チャートの基本について抑えていこう。

1-1.チャートは株価の推移をグラフ化したもの

株価チャートは、株価の推移をグラフにして表したもののことだ。

まず貴方に抑えておいてもらいたいのは、株価チャートとは「資金の流れ」や「相場参加者の心理の動き」を表したものであるということだ。

どの株価チャートも一直線に上がったり、一直線に下がったりしていないことが分かるだろう。

株価は、上下に揺れ動きながら上がったり下がったりしている。

 

これは、株価は揺れ動く心理を持っている人間が動かしていることを示している。

 

ちなみに、今や世界中で使われている株価チャートであるローソク足は、江戸時代に本間宗久が発案し、大阪・堂島の米取引で使われたと言われている。

ノーベル経済学賞を受賞した日本人はまだいないが、江戸時代の日本人は後の金融業界に多大な影響を与える偉大な発明をしていたというわけだ。

 

1-2.通常、チャートのX軸は時間、Y軸は株価

株価チャートは、株価の変動を示すチャートと、株価の出来高を示すグラフの二つで構成されていることが一般的だ。

今回は、株価の変動を示すチャートに絞って説明していきたい。

まず、次のチャート(①)を見てもらいたい。

①チャート

このチャートは、1日ごとの株価の値動きを6ヶ月分に渡って示しているものだ。

チャートの横軸(X軸)は時系列を示し、縦軸(Y軸)は株価を示している。つまり、左から右に掛けて、過去の値動きから現在の値動きを表しているわけだ。

チャート上にある赤か緑で示されている四角いブロックのようなものが「ローソク足」だ。

このローソク足は1日の値動きを表していることから「日足」と呼ばれている。ローソク足には日足の他にも、1週間の値動きを示した「週足」や1ヶ月の値動きを示した「月足」などがある。

なお、このチャートにはローソク足しかないが、チャートには移動平均線や一目均衡表といった他の情報も表示することが可能になっている。

 

1-3.チャートを見るためのツールは各証券会社で提供している

株価を見るためのチャートツールは、各証券会社ごとに専用ツールが用意されていることが多い。また、「Yahoo!ファイナンス」などの株式情報サイトで無料提供されているものもある。

 

証券会社で提供されているチャートツールは、チャートを見ながら取引を行える機能が搭載されていることが多いため、基本的には証券会社で用意されている専用ツールを使うことになるだろう。

 

チャートツールには、SBI証券の「HyperSBI」や楽天証券の「マーケットスピード」のように、条件を満たせば無料になるものも多い。

初心者の内は、証券会社で提供されている無料チャートツールを使っていけばいいだろう。

一方で、マネックス証券の「マーケットライダープレミアム」のような有料チャートツールには、それだけの価値があるものも多い。

「マーケットライダープレミアム」は月額3,800円(税抜)とやや高額だが、本格的にスイングトレードやデイトレードをする場合には、有料チャートツールを使うことは必要不可欠になるだろう。

有料チャートツールにはお試し期間もあるので、無料のチャートツールに不便を感じている場合は使用を検討してみて欲しい。

初心者の内はチャートツールと取引ツールは同じものを使っていれば良いが、高度な取引をしたい場合は自分が使い慣れているチャートツールと取引ツールを別々に使っていくことになるだろう。

まずは、貴方が一番使いやすいと感じるチャートツールを見つけることが何よりも大事だ。

 

 

2.ローソク足は株価の値動きを表している

ローソク足についてゼロから説明していこう。

2-1.ローソク足1本でその日の値動きがわかる

ローソク足について、実際の画像を見ながら説明していきたい。

まず、次の画像(②)を見てもらいたい。

②ローソク足

この画像の左側の<チャート>は、ある1日の株価の値動きを示している。

具体的には、9時00分に105円の「始値」を付けて寄り付き、10時30分頃に100円の「安値」を付けて、14時15分頃に120円の「高値」を付けて、15時00分に115円の「終値」で引けた。

この1日の値動きを一つの図で表したものが、右側の<ローソク足>(日足)になる。

始値から終値までの値動き、つまり105円から115円までの部分がローソク足の実体部分で表され、「高値」が上ひげ、「安値」が下ひげとなる。

このように、ローソク足とは、1日の値動きから「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの情報を取り出して簡易な図にしたもののことだ。

 

2-2.陽線と陰線はその日の始値と終値によって決まる

ローソク足には、「陽線」と「陰線」の2種類がある。

陽線とは、始値よりも終値が高く引けて終わった場合のローソク足で、実体部分が白色(※)となったものだ。

※多くのチャートツールでは白色となっているが、チャートツールごとに異なる

 

陰線とは、陽線とは逆に終値が始値よりも低く引けて終わった場合のローソク足で、実体部分が黒く(※)に塗り潰されているものだ。

※多くのチャートツールでは黒色となっているが、チャートツールごとに異なる

 

陽線と陰線の違いは、始値と終値が逆になっていることだけだ。高値と安値がそれぞれ上ひげ、下ひげで表されることは変わりない。

 

最初の内は、陽線と陰線の違いに戸惑うかもしれないが、多くのチャートを見続けていく内に慣れてくるだろう。

 

2-3.チャート分析は様々な指標がある

チャート分析に使われるテクニカルツールには、移動平均線出来高一目均衡表MACDなど様々なものがある。

ここでは、ローソク足以外のテクニカルツールについて簡単に説明しておきたい。

  • 移動平均線

株価の何日間かの終値の平均(移動平均)を結んだ線のことだ。ローソク足と出来高に次いで最もポピュラーなテクニカルツールであり、5日移動平均線と25日移動平均線がよく使われている。

  • 出来高

その銘柄が1日にどれだけ取引されたかをグラフで示したものだ。出来高が大きくなっていれば、その銘柄に資金が流入していることが分かる。ローソク足とともにテクニカル分析の基本となる。

  • 一目均衡表

買いと売りの均衡に注目したテクニカルツールだ。一目で買いと売りの均衡状態に注目できることからこの名前が付いている。

  • MACD

テクニカルとトレンドを組み合わせたテクニカルツールだ。上級者に使われていることが多い。

テクニカル分析で重要なのは、自分にとって使いやすいテクニカルツールに精通することだ。

知識偏重の学校教育の延長線上で考えてしまうと、「あらゆるテクニカルツールをチャートに表示すれば凄いことになる!」と思ってしまうかもしれない。だが、それは正しくない。

また、MACDやボリンジャーバンドのような高度なテクニカル指標を使えば利益が出しやすくなると思うかもしれないが、それも正しくない。

 

ローソク足・出来高・移動平均線という基本的な3つのテクニカルツールだけでも利益を出し続けることは可能だ。

 

大事なのは、貴方が使いやすいと思うテクニカルツールを使い続けて精通することだ。

 

 

3.ローソク足の形状から市場の傾向を知る

ローソク足の基本となる10種類や酒田罫線法のいくつかのチャートパターンについて見ていこう。

3-1.基本となる10種

ローソク足の基本となる10種類の形について見ていこう。

  • 大陽線

大陽線は、始値から終値に掛けて大きく上昇したことを示すローソク足だ。上昇トレンドの始まりで出ることが多く、強い銘柄は大陽線を連発していることが多い。

  • 大陰線

大陰線は、始値から終値に掛けて大きく下落したことを示すローソク足だ。下降トレンドでは多くの大陰線が出現することが多い。大暴落時には、巨大な大陰線が出現する。

大陽線 大陰線

 

  • 小陽線

小陽線は、小幅な値動きでの上昇を示している。

  • 小陰線

小陰線は、小幅な値動きでの下落を示している。

小陽線 小陰線

 

  • 上ひげ陽線

上ひげ陽線は、大きく上昇して高値を付けたものの終値に掛けては売りに押されたことを示している。上昇トレンドの終わりに出やすいローソク足だ。

  • 上ひげ陰線

上ひげ陰線は、大きく上昇して高値を付けたものの終値に掛けては売りに押されて始値よりも下がったことを示している。終値が始値より高いかどうかだけで、基本的には上ひげ陽線と同じ動きだ。

上ひげ陽線 上ひげ陰線

 

  • 下ひげ陽線

下ひげ陽線は、大きく下落して安値を付けたものの終値に掛けては値を戻して始値よりも高く引けたことを示している。

  • 下ひげ陰線

下ひげ陰線は、大きく下落して安値を付けたあと終値に掛けて値を戻すが、始値よりは下げた格好で引けたことを示している。終値が始値より高いかどうかの違いで、下ひげ陽線と同じ動きである。

下ひげ陽線 下ひげ陰線

 

  • 十字線

十字線は、終値が始値と同じ価格で引けたことを示している。売り買いが拮抗していることを示すローソク足であり、十字線が出たらトレンドの転換が近いと考えられる。

  • 足長同時線

足長同時線は、高値と安値の幅が大きい十字線のことだ。基本的な考え方は十字線と同じで良い。

十字線 足長同時線

 

3-2.買いシグナルの形

ローソク足は、連続して形成した形によって、買いシグナルや売りシグナルを示すことがある。これは「酒田罫線法」とも呼ばれている。

ここでは、酒田罫線法での有名な買いシグナルを見ていこう。

  • 三川明けの明星

大陰線が出た後に、ギャップを空けて十字線が出て、その後に大陽線を付けて1日目の高値を抜いたもの。更なる高値更新が期待される。

三川明けの明星

 

  • 三空叩き込み

ギャップ(窓)を3つ空けて陰線が連続で出たもの。売られ過ぎからの反発が期待される。

三空叩き込み

 

  • 赤三兵

陽線が3連続で出て、終値で3日続伸となっているもの。上昇トレンドが続く可能性が高い。

赤三兵

 

 

3-3.売りシグナルの形

続いて、酒田罫線法の有名な売りシグナルを見ていこう。

  • 三川宵の明星

大陽線が出た後に、ギャップを空けて十字線が出て、その後に大陰線が出たもの。売りシグナルを示す。

三川宵の明星

 

  • 三空踏み上げ

ギャップ(窓)を3つ空けて陽線が連続で出たもの。上昇過熱から反落する可能性が高い。

三空踏み上げ

 

  • 黒三兵

陰線が3連続で出て、終値で3日続落となっているもの。下降トレンド継続の可能性が高い。

黒三兵

 

 

この記事でどうしても伝えたいことは・・

  • 株価チャートは資金の流れや相場参加者の心理を表したものである
  • 株価チャートには1日の動きを示した日足の他に、週足や月足もある
  • チャートツールは初心者の内は無料チャートで良いが、有料チャートを使うことも検討すべき
  • ローソク足(日足)は1日の値動きを1つの図で示したもの
  • ローソク足には「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの情報が含まれている
  • 終値が始値よりも高い場合のローソク足は陽線となる
  • 終値が始値よりも低い場合のローソク足は陰線となる
  • チャート分析にはローソク足の他にも、出来高や移動平均線など様々なものがある
  • チャート分析では多くのツールを使ったり、難しいツールを無理に使うより、いくつかのテクニカルツールに精通することが何よりも重要
  • ローソク足の形状には陽線・陰線の他に、十字線・上ひげ・下ひげがある
  • ローソク足は連続する形によって買いシグナル・売りシグナルを示すことがある(酒田罫線法)

 

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